こんにちは!
朗読のコツを紹介しているさとうです。
朗読教室では様々な方が受講されたり、体験にこられたりしています。
朗読をこれからはじめようと思っている方からよくある質問が
「朗読と読み聞かせは、違うのですか?」
という質問です。
みなさんは、この質問になんと答えますか?
今日は朗読と読み聞かせの違いから、朗読の魅力をお伝えしたいと思います。
したがって、この記事は聞き手の対象者が幼児など低年齢の場合の読み聞かせという想定での私の所感です。
作品を味わう朗読と本との出会いの読み聞かせ
私自身は読み聞かせの経験はありません。
しかし興味はあったので、「聞かせ屋。けいたろう」さんの読み聞かせを見に行きました。
聞き手は幼児から幼稚園児ぐらいでしょうか。
何作品か読まれたのですが、俗にいう「淡々と」読む、読み方でした。
(感情表現は一切なしです)
特に印象に残ったのが、「ぴょうーん」
です。この本を読まれる時も、読み方は「淡々と」した読み方でした。
それでも
ものすごくおもしろかったです。
私はその読み聞かせを聞いてからというもの、本屋に行くたびに、この「ぴょうーん」を立ち読みしています。
また、読み聞かせで読まれた絵本を本屋で探し、手に取ってじっくりを「文」と「絵」を楽しみます。
かたや、朗読はどうでしょうか。
朗読を聞いて
「あ~あの本いいなぁ。私も読んでみよう」
とは、あまり思わないですよね。
朗読の場合は、聞くだけで、その本を「読み終わった」気分になります。
そこが大きな違い、ですね。
読み聞かせは、聞き終わった後「もう一回その本が読みたい!」と思う
朗読は、聞き終わった後「読み終わった」気分になる。
読み聞かせは「本との出会い」
朗読は「作品を味わう」
「音声」のみの朗読と「音声」と「絵」の読み聞かせ
朗読は「音声」のみで世界観を表現します。
(背景にイメージ画像や、音の効果を使ったりする場合もありますが)
それに対して読み聞かせは「音声」だけではありません。
「絵」も大事な要素です。
上記で登場した読み聞かせ屋けいたいろうさんの読み聞かせの時も、絵本に書かれている絵を味わいながらページにめくっておられました。
「絵」も音声とワンセットで伝えなければいけないものなのですね。
まとめ
この記事では、読み聞かせの聞き手の年齢層を低年齢で想定し書きました。
読み聞かせも聞き手の年齢が高学年になってくると、また目的や趣旨も変わってくるのかもしれません。
朗読も読み聞かせも、肝心なことは「目的は何か」です。
聞き終わった人にどういう気持ちになってもらいたいのか、
目的に沿った読み方ができるといいですね。
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