「ちゃんと読めているんだけど、なんとなくものたりない」「なんとなく相手に届いていないような気がする」ということはありませんか?
朗読でも「説得力」が必要です。
今日は、説得力がます読み方をするための練習方法を紹介します。
声を低くする
説得力をつけたい場合は、低めの声のほうが効果的です。
低い声は、誠実さや落ち着きなどを表現することができます。
普段の生活を思い出してください。
誠心誠意謝る時、真剣なお願いごとがある時など、いつもより低い声を出していませんか?
本文を自分の言葉で説明してみる
説得力がたりないのは、自分の言葉ではないからです。
本文を自分の言葉として話す(読む)ためには、まず、自分の言葉で説明してみることです。
二人の若い紳士が、すっかりイギリスの兵隊のかたちをして、ぴかぴかする鉄砲をかついで、白熊のような犬を二疋ひきつれて、だいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたとこを、こんなことを云いながら、あるいておりました。
「注文の多い料理店」宮沢賢治
これを自分の言葉で友達に説明するように話してみる。
私ならこんな感じで説明します。((友達に話しているので、「~」と言葉を延ばしています)
「あるとき~二人の若い紳士いたんだけど~、なんだかイギリスの兵隊のかたちをしていて、それでぴかぴかする鉄砲をかついでるんだ~、それから白熊のような犬を二疋ひきつれていて、そのあとだいぶ山奥の、木の葉のかさかさしたところを、こんなことを云いながら、あるいてたんだよ~」
こんな風に友達に説明するような口調で話してみます。
そのあとで朗読をしてみてください。読み方は断然変わると思います!
ぜひ試してみてくださいね。
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