朗読のイベントやサークル内の朗読の発表会など、大勢の前で朗読する場合、「伝わってくるなぁ」と感じるときと、「うまいんだけど、なんとなく伝わってこないなぁ」と感じるときがあります。
その違いはどこにあるのでしょうか。
今日は大勢の前で発表する時に、気を付けたいことを解説します。
朗読は読み手と聞き手のコミュニケーション
朗読は一人で読みますが、「聞き手」がいます。
聞き手を忘れてしまっては、ただの独り言になってしまいます。
コミュニケーションとは
人間が互いに意思・感情・思考を伝達し合うこと
三省堂 大辞林
そうすると、朗読も「意思・感情を聞き手に伝えたい」わけですから、コミュニケーションになるのではないかと思います。
朗読もコミュニケーション、聞き手をいつも意識しましょう。
表情で聞き手を巻き込む
読み手の人がずっと原稿を見ていて、聞き手のほうに一度も目線を送らない、という方がいます。
聞き手としてはちょっとさみしい感じがします。
それに対して、何度も顔をあげて、視線を送ってくれたり、場面場面で表情が変わったりする読み手の人は、「もっと聞きたい」という気分にさせてくれます。
朗読は耳からの情報なんだから「表情なんか関係ない」という方もいらっしゃかもしれません。
しかし、喜んだり、悲しんだり、驚いたり、、を表情で表現すると、読み方もそれにつられて変わってくることもありますよね。
声を聞き手に向ける
原稿に向かって読んだのでは、聞き手はいないも同然でなってしまいます。
聞き手の人に向かって読む、ということを意識しましょう。
まとめ
朗読はコミュニケーション
顔をあげて表情をつける
声を前に向ける
朗読を上達させる近道で、「練習の練習」ではなく「本気の練習をする」を紹介しています。
本気の練習をするときは、今日紹介した「コミュニケーション」を意識してみてください。
ぜひ試してみてくださいね
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