朗読と劇(芝居)のセリフって何が違う?

こんにちは!朗読のコツを紹介しているさとうです。

新規記事の投稿は3年ぶり?となります!

朗読レッスンをしていると、セリフに関する質問や悩みをよく聞きます。

「セリフはどれぐらい感情をこめればいいんですか?」
「セリフは芝居のように読むんでしょうか」

などなど。今日は朗読と劇(芝居)の違いからセリフをどう読むかを考えたいと思います。

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どの立場でセリフを言うのか

辞書では

朗読とは、[名](スル)声に出して読み上げること。特に、詩歌や文章などをその内容をくみとり、感情をこめて読み上げること。「詩を―する」出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

劇とは 脚本中の役を動作とせりふで演じながら筋書きに従って場面を進行させていくもの。演劇。芝居。ドラマ。「人形―」出典:デジタル大辞泉(小学館)

 

芝居とは、役者などが演技をすること。また、その演技。「いい―をする」出典:デジタル大辞泉(小学館)

これらを整理すると
朗読は、「読む」
劇(芝居)は「演じる」
という違いがあることがわかります。

ということは

朗読は、第三者としてセリフを「読む」。
劇(芝居)は演じるので、その人(主人公や登場人物)になってセリフを「言う」。

という違いがあるようです。

 

朗読のセリフは、登場人物になりきらない

朗読は演劇ではないので、「その人になりきらない」で、その人の気持ちを想像したうえで、第三者としてとして読む、ということになりますね。
「登場人物の気持ちを想像し、聞き手にその気持ちが伝わるように読む」
難しいですが、これをどう表現するかを考えるのが朗読の醍醐味ですね。

じゃぁ
「朗読劇」って?
「リーディング」って?
「リーディングシアター」って?

などなどいろんな疑問もわいてきそうです。

それを言い出すと、
落語は?
読み聞かせは?
ナレーションは?

などなどどんどん広がっていきそうです。

文字を音声を使って表現する、というのは、いろんな方法がある、ということですね。

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