朗読の表現力には、間(ま)や抑揚、緩急などがあります。
それを駆使する事によって、表現力豊かに朗読することができます。
しかし、表現力を駆使するためには、前提条件があります。
それは
その作品のことがわかっている。
ということです。
作品を理解する(完全に理解する事は難しいですが)
作品世界をイメージする
これらができなことには、
どこに間(ま)をあけるのか、どこに緩急をつけるのか
このセリフをどういう感情でよめばいいか、など全くわかりません。
イメージできなければ、読めない、ですよね。
そんなとき、どうするか、です。
作者を知る
例えば、宮沢賢治の「アメニモマケズ」や「やまなし」など、どう読めばいいのか、何を言っているんだろう、などよく理解できないことがあります。
そんなときは、宮沢賢治について調べる。宮沢賢治がどんな人生を歩み、どんな考え方をしているのか、またその作品を書いたときは、どんな心境だったのか、など。
それらを調べると、少し本の読み方(見え方)が変わってきます。
作品の中身だけに注意を向けず、作者のことを知ることも、その作品を理解する助けになります。
NHK「100分DE名著」で「中原中也」「宮沢賢治」などが取り上げられていました(2017.03月)
今まで自分が思っていた作品イメージがぐ~んと変わりました。
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