こんにちは。
朗読のコツを紹介している朗読講師のさとうです。
「練習をしているのにうまくならないなぁ」と思うことはありませんか?
私は、よくあります。
「練習しているのに、うまくならない」
これは、私がナレーションなどを勉強し始めたころ、よく思っていたことです。
養成所に所属しているころ、こんなことがありました。
あまりうまい、といえない人が仕事を取りました。
そうすると、あっというまに、その人はグングン上手になりました。
なぜ上手になったのでしょう。
常に本番なので、本気で取り組まなければいけません。そして、日々の仕事が
実は「本気の練習」になっているのです。
朗読も一緒です。
本気の練習をすることで、上達することができるのです。
速く上達したい、ということを考えるならば、「本気の練習」をすることが上達への近道です。
本気で練習するためには、自分を追い込むことが必要です。
今日は自分を追い込み、本気になって練習できる場面を紹介します。
検定を受けて今の自分の朗読を客観的にみる
検定は、何級ということが大事なのでありません。
自分の朗読は、何ができていて、何が不足しているのか、を第三者に指摘してもらえることがメリットです。
自分では、表現力がない、と思っていたのに、検定を受けて見ると、案外、点数がよかった、逆にここはできていると思っていたところが点数が低かったり、など客観的に見ることができ、どこを強化していけばいいかなどがわかります。
私が講師をしているフェーム朗読教室でも、朗読技能評価を行っています。
コンテストに応募する
コンテストも結果が重要なのではありません。
コンテストに応募する場合、ひとつの作品を長期に渡り、徹底的に練習しますよね。
それがよいのです。
ひとつの作品をやりこむ、というのは確実に朗読技術が向上します。
朗読をインターネットで公開する
人に聞いてもらう機会を自らつくる、というのも「本気で練習する」ための方法です。
例えばインターネットなどで一般の人からの朗読音声を募集し掲載しているサイトなどに、音声を送付する、というようなものでしたら、手軽に参加できそうですね。
人前で朗読する機会をつくる
人から頼まれたときに、「もう少しうまくなってから」と断ってしまう人がいます。
もったいないですね。
自分で「自分の朗読がうまくなった」と思えることは、はっきりいって、ないでしょう。
人前で朗読する機会に出会ったらぜひ挑戦してください。
ボランティアに参加する、グループの人たちで発表会をするなど。
「でもうまくないのを聞かせるのは聞き手に悪い」と思われる方もいるようですが、そんなことないですよ。
聞き手に伝えようとする気持ちは伝わるものです。
朗読は「相手に伝える」ことが大事なのですから、その一歩は達成できるのではないでしょうか。
ただし、練習もせず本番を迎え、うまくいかなかった、というのは聞き手に失礼な話です。
まとめ
朗読の上達への近道は「練習のための練習」ではなく「本気で練習する」
そのために、
・検定を受けてみる
・コンテストに応募してみる
・朗読をインターネットで公開する
・人前で朗読する機会をつくる
1年に1回、または、半年に1回などでもこのような機会を自分で積極的につくることで「本気の練習」が行えて、朗読が上達していきます。
ぜひチャレンジしてみてください!
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発表会が近いので誰かにチェックしてもらいたい!
まわりから、アドバイスを受けるけれども、うまくならない!
いまよりうまくなりたい!
1回だけのレッスンだけど、「悩みが解決できた」と実感できるレッスンです。