朗読との出会い
みなさんは、どうやって朗読と出会い、朗読が好きになりましたか?
受講者の方からは「たまたま朗読会のようなものを聞き、自分もあんな風に表現したいと思った」とか「たまたまラジオから流れてきた朗読に引き込まれ、自分でもやってみたいと思った」という方が多くいらっしゃいました。
私の場合は、「話す」ことを仕事にしていたため、文章を声に出すことは日常でした。
ある日、とても落ち込んだ日がありました。
そんなときに、たまたまその時に読んでいた本を声に出して読んでみました。
すると、驚くことにどんどん心が晴れていったのです。
どなたかが「朗読とは心を解放すること」と言っておられました。
その時私はまさに「心が解放される」気持ちを実感したのです。
それが私と朗読の出会いです。
朗読の魅力
朗読の魅力はなんでしょう。想像すること、表現すること、声を出すこと、聞き手を魅了すること、などなどいろいろあります。
先ほどの出会いの部分でも書きましたように朗読を聞いて「いいなぁ」と思うだけでなく「自分もやりたい」と思えるところも朗読の魅力でしょう。
(ほかの趣味のようにお金もさほどかからないし、準備も大変ではありません)
また、そのほかの魅力としては健康(声を出す)、脳の活性化(文字を読む、想像する)などの効果もあることから、幅広い年齢層に人気です。
これだけたくさんの人たちが朗読を好み、朗読を勉強されているのです。
ということは、それだけたくさんの考え方がある、ということにもつながります。
朗読に正解はない
朗読には、好みがあります。オーバーな表現が好きな方もいれば、オーソドックスな読み方が好きな方もいらっしゃるでしょう。
そこで、このブログをご覧いただく方へ、念頭においてほしいことが
「朗読に正解はない」ということです。
私が言っていることが「正しい」わけではありません。
あくまで「こういう考え方もある」というふうに考えていただければいいのです。
私の考え方をみなさんに押し付けるわけではありません。
参考にしていただき、新しい発見が一つでもあれば、それでみなさんの朗読表現が一つ広げることができます。
このブログを皆さんの朗読ライフの一助になれば、うれしいです。