平坦な朗読にめりはりをつけるコツ

こんにちは!
朗読のコツを紹介しているさとうです。

朗読で「なんとなく言葉が流れている」「ひっかかりがない」
そんな悩みの方はいらっしゃいませんか?

私もどちらかというと「言葉が流れる」タイプです。

言葉が流れる、とは、きれいに読んでいるんだけど、「きれいに読むなぁ」という印象のみで
相手に言葉が届いている実感がない、そんな感じでしょうか。

ではひっかかりを持たせるためにはどうすればいいか、というと

1音目をしっかり出す。

過去記事でも1音目の重要性はお話をしています。
これであなたも朗読マスター!?
【上級者向】朗読での「硬い」「やわらかい」の読み方のコツ

1音目をもっと厳密にいえば、

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1音目の子音をしっかり出す。

蟹の握り飯を奪った猿はとうとう蟹に仇を取られた。蟹は臼、蜂、卵と共に、怨敵の猿を殺したのである。
猿蟹合戦 芥川龍之介

にの ぎりめしを ばった るは うとう にに たきを られた。
kanino nigirimesiwo ubatta saruha toutou kanini katakiwo torareta

音声を聞き比べてみてください。まずのっぺりしている読み方、次に上記太字の部分(KやTなど)子音を強めに出した読み方です。

今回は極端にしていますが、かなりハキハキした聞こえ方になると思います。
のっぺりしているなぁ、ひっかかりがないなぁと思うときは、ぜひ試してみてください。

ハキハキと言えば
過去記事で
歯切れよく朗読するコツ
があります。

こちらは「歯切れよく読むには語尾に注目!」としています。

印象を決めるのは語尾なの?語頭なの?と迷ってしまうかもしれませんが、語尾も語頭も、ともに印象をきめる重要な個所です。

 

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