古典を朗読するときの練習のコツ

こんにちは!
楽しくなる朗読術のさとうです。

今日は古典に挑戦したい!という方向けに、

「古典作品を朗読するときの練習方法」を紹介します!

まず、朗読する前に下調べが必要です。

下調べは
古典を朗読する時の下調べ方法
で紹介していますので、まずはこちらもご覧くださいね。

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古文ひとつずつの言葉を理解する

下調べの段階で、ひとつずつの古文を現代語訳にしているサイトや書籍を探されると思います。
そのときに、できるだけ単語ひとつずつの意味まで理解していくほうがのちのち読みやすくなります。

「冬はつとめて」
枕草子 清少納言

現代語のイメージで「つとめて」というと「努める」とか「勤める」というイメージがしてしまいますが、
ここでは「早朝」という意味です。
朗読するときに「冬は努めて」とイメージしながら読むのと「冬の早朝」とイメージしながら読むのでは
おのずと読み方が変わってきますよね。

古文の前に、現代語訳での朗読を完成させる

まず、現代語訳での朗読を完成させましょう。
その作業を先にすることによって、書かれていることの意味がしっかりわかります。
何が書かれているのかわからない、何を伝えようとしているのかわからない、という状態のまま古文を読んでもなかなか人に伝わる朗読はできないです。
それよりなにより自分があまり楽しくないですね。

なお、サイトや書籍にのっている現代語訳は直訳のようなのものです。
自分なりに読みやすく言葉を少し変えながら朗読しやすい文章に変えていってもかまいません。

リズムよく読む

現代語訳での朗読が完成したら、いよいよ古文で練習していきます。
基本的に現代語訳で読んだときと息遣いや緩急は同じになるはずです。
なぜなら「同じことを言っている」からです。

最初は古文で読むとなかなかスムーズに読めないかもしれません。
しかし、何度も何度も読んでいくと、リズムよく読めるようになっていきます。

独特の言い回しなどもありますが、これは何度も声に出して読む、しかないですね。

まとめ

古文も昔の人が書いた「文章」に違いありません。
特別なことば、と思わずに、昔の人が考えていたこと、思ったことを、朗読者として表現しましょう!

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