朗読の正解とは何か?

朗読

朗読を独学で勉強している人は、どうやればうまくできるんだろう、と自分一人での悩みです。

しかし

朗読を朗読教室やサークルで勉強している人は、「あの人はこういうけど、私はこう思う、どっちが良いのか」「先生はこういうけど、私はこう思う、どちらが正しい?」など、自分と人の意見が違う事が悩みになりがちです。

そんなときどうすればいいでしょう。

答えは、「聞き手に聞く」です。

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聞き手に朗読を聞いてもらう

朗読を聞いてもらう人にどちらがいいか意見を聞く、が正解でしょう。と、私は思います。
それも朗読を勉強していない人に意見を聞くのが一番です。

朗読を勉強している人は、いろいろな情報(技術)や固定観念があったり、希望(こんなふうに読んでほしいやこんなふうに読みたいなど)がありますので、聞くなら朗読を勉強していない人の方が純粋は感想がきけると思います。

例えば
この場面は速く読んだ方がいいと先輩に言われた、だけど、私はゆっくり読んだ方がわかりやすいと思う。

そんな時は、速く読んだパターンとゆっくり読んだパターン、両方聞いてもらいましょう。
両方聞いてもらう事が大事です。
そして、どっちがよかったかを聞いてみましょう。

朗読を勉強していない一般の人の意見が聞ける、ということができれば、とても参考になると思います。

※注意点としては、朗読には好みがあります。朗読を勉強していない人でも好みがありますので、できれば数人の意見を聞くのがいいでしょう。

しかし現実的には、そうそう朗読を勉強していない人に聞いてもらえる環境はないかもしれませんね。

聞いてもらえる人がいないときはどうすればいいでしょう。

自分が決める

例えば、
先輩はこのセリフは高めの声で、というけど、私は低めの声のほうが状況にあっていると思う。

先輩の意見を採用するか、自分の意見を通すか。

納得できないまま先輩の言うとおり読んだとしても、いいものにはならないです。
「聞き手のことを考えた上で」自分がいいと思う読み方をすればいいでしょう。
ここで大事な事は、「自分がこう読みたい」から「読む」ではなく、
「こう読んだ方が聞き手に伝わると思うから読む」でなければいけません。

自分が気持ちよく読む、ことと、聞き手が気持ちよく聞ける、はイコールではありません。
その点は注意しましょう。

そして朗読しおわった後で、「やっぱり先輩の言った読み方のほうがよかったのかも」と思えたなら、それはそれで新しい収穫だと思います。

まとめ

朗読は聞き手のことを考える
納得できないなら、自分の考えを通す
自分が気持ち良い読み方と聞き手が気持ち良いは違う

今、こうして私がお伝えしているのもあくまで「私の」考えです。

これが正解、というわけではありません。

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