2/25・26 フェーム朗読教室でレッスンがありました。
今回のテーマは「ひといきで読む」
例題です。
「わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない」
さて、この文章をみなさんは、どんなふうに「区切って」よまれるでしょうか。
「わたくしは、その人を、常に先生と呼んでいた。だから、ここでもただ先生と書くだけで、本名は打ち明けない」
こんな感じで区切るでしょうか。
または、
「わたくしは、その人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで、本名は打ち明けない」
と、こんな感じの区切り方もあるかもしれないですね。
どちらが正解というわけでもありません。
今回のテーマは「区切らずに一息で読む」です。
読点なしで、読んでみましょう。
「わたくしはその人を常に先生と呼んでいた。だからここでもただ先生と書くだけで本名は打ち明けない」
読点なしで読むとどうなるかというと、リズムよく読むことができます。
読点を入れて読むと、リズムが崩れてしまう場合があります。
また、「朗読はゆっくり読むもの、ゆっくり(わかりやすく)読むためには、区切らなければいけない」という思い込みがある場合もあります。
しかし、読点なしで読んだ方がわかりやすかったり、読点をたくさん追加することでわかりにくくなってしまう時もあります。
読点なしで読んでみる、とチャレンジしてみてください。
今までと違う読み方や息遣いが発見できるかもしれませんよ。
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