朗読が暗く聞こえる理由

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こんにちは!
朗読のコツを紹介している朗読講師のさとうです。

「私は声が低いからどの作品を読んでも暗く聞こえるんだよね」
「私は性格が明るくないから、どの作品を読んでも暗いって言われる・・・」
「明るく読んでって言われるから、明るく読んでいるつもりなのに、明るくないって言われる」

と、こんな悩みはありませんか?

声が低いイコール暗くなる、と思いがちですが、そうではありません。

暗い、暗く聞こえるには、理由があるんですよ!

今日は、なぜ暗く聞こえるのかを考えて、理由に対する解決策も紹介します。

さて、本日の題材です。

広い門の下には、この男のほかに誰もいない。ただ、所々丹塗りの剥げた、大きな円柱に、きりぎりすが一匹とまっている。
「羅生門」芥川龍之介

まずは、音声をお聞きください。暗く聞こえるように読んでいます。

暗いだけでなく、ちょっとぶっきらぼうな感じもすると思います。

なぜそんな風に聞こえるのでしょうか。

理由は2つあります。

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助詞を下げてばかりだと暗く聞こえる

一つ目の理由は、助詞の扱いです。
朗読では助詞の扱いで全体のイメージが大きく変わります。
朗読のセリフで喜怒哀楽を表現するコツでも
助詞の上げ下げで印象が変わることを紹介しました。

助詞をすべて下げて読むと暗い雰囲気になってしまいます。

では、次の音声をお聞きください。
助詞を上げたり、下げたりして読んでいます。

いかがですか?少しイメージが変わりました。

慣れるまでは、
「ほかに(↑)誰もいない(↓)。ただ(↑)」など記号を書き加えるのもいいですね。

暗く聞こえる2つ目の理由です。

言葉に高低差がないと暗く聞こえる

日本語は音を高低で表現します。高低差が少ないと、暗く、ぶっきらぼうに聞こえます。
高低差の幅広いほど、明るく聞こえますし、表現の幅も広がります。

普段の生活でも、ぶっきらぼうな人の会話をよく聞いてみてください。
高低差がなく、全部同じ音で話していると思います。

逆に言うと、高低差をつければぶっきらぼうではなくなる、ということです。

高低差をつけて、読んだ音声をお聞きください。

まとめ

助詞を下げるばかりだと暗く聞こえる
高低差が少ないと、暗く、ぶっきらぼうに聞こえる

逆を言えば、暗い雰囲気を出したいときは、上記ことを意識して読めば暗い雰囲気を出すことができるということですね。

朗読がうまくなりたい、上達したい、という場合は、普段の会話を意識してみましょう。
「なぜ明るく聞こえるのか」「なぜ暗く聞こえるのか」をいうことをじっくり観察すると、それを朗読に活かすことができます。

いろいろ試して朗読を楽しんでください!

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